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冬の停電や車中泊・キャンプで、ポータブル電源につないだ電気毛布がどれくらい使えるのか。答えは計算で出せます。この記事では、容量と消費電力から使える時間を計算する方法と、「途中で止まった」を防ぐための注意点をまとめます。
使える時間の計算方法
- 使える時間(h)= ポータブル電源の容量(Wh)× 0.8 ÷ 電気毛布の消費電力(W)
- 0.8を掛けるのは、家庭用コンセント(AC)の形に電気を変換するときに2割ほど失われるため
- 電気毛布の消費電力は、本体やコントローラーのラベルで確認する
電気毛布に書かれている消費電力は、最も強く温めているときの値です。実際は温度調節のためにヒーターが入ったり切れたりするので、平均するとラベルの値より少なくなることが多く、下の表より長く使えるのが普通です。
容量別・使える時間の目安
| ポータブル電源の容量 | 実際に使える量(×0.8) | 20Wで使う | 40Wで使う | 60Wで使う |
|---|---|---|---|---|
| 300Whクラス | 約240Wh | 約12時間 | 約6時間 | 約4時間 |
| 500Whクラス | 約400Wh | 約20時間 | 約10時間 | 約6.7時間 |
| 1,000Whクラス | 約800Wh | 約40時間 | 約20時間 | 約13時間 |
一晩(8時間)使いたいなら、1人で弱め(20〜30W)に使うなら300Whクラスでも届きます。中程度(40W前後)で使うなら500Whクラスが安心です。2人で2枚使う場合や、停電が2日以上続くことに備えるなら、1,000Whクラスを選びましょう。
「途中で止まった」を防ぐ3つの注意点
1. 自動オフ(省電力)の設定を確認する
電気毛布は温度が上がるとヒーターが止まり、消費電力がほとんどゼロになります。ポータブル電源によっては、これを「何もつながっていない」と判断して、出力を自動で切ってしまうことがあります。夜中に冷えて目が覚めた、という失敗の多くはこれが原因です。購入前や使う前に、取扱説明書で自動オフの条件と、オフにする設定があるかを確認しておきましょう。
2. 最初だけ強くして、あとは弱めで使う
寝る前に強めで布団を温めておき、寝るときは弱めに下げると、使う電気を大きく減らせます。タイマー付きの電気毛布なら、寝入ってから切れるように設定するのも効果的です。
3. DC(シガーソケット)で動く電気毛布を選ぶ
車のシガーソケットと同じ12V(DC)で動く電気毛布なら、家庭用コンセントの形に変換するときのロスが少なく、同じ容量でも長く使える傾向があります。ポータブル電源にシガーソケットの出力があるかを確認して選びましょう。
組み合わせの例
電気毛布
家庭用コンセントで使う一般的な敷き毛布と、シガーソケットで使うDCタイプの例です。消費電力は商品ごとに違うので、商品ページで確認してから上の表に当てはめてください。
ポータブル電源
1人で一晩なら300Whクラス、家族や長い停電に備えるなら1,000Whクラスが目安です。容量あたりの価格の比較はポータブル電源の比較記事で詳しくまとめています。購入費の補助金が使える自治体もあるので、ポータブル電源の補助金はある?もあわせて確認してください。
安全に使うために
- 電気毛布は折りたたんだり、重いものを載せたりしたまま使わない
- ポータブル電源は布団の中や毛布の上に置かず、熱がこもらない場所に置く
- 車内で使うときは、エンジンを止めた状態でポータブル電源を使い、換気にも気を付ける
- 細かい使い方は、電気毛布とポータブル電源それぞれの取扱説明書に従う
停電への備えは、電気だけでなく食べ物も一緒に考えておくと安心です。サバ缶の箱買い比較やふるさと納税の米の比較も参考にしてください。
普段の電気代が気になる方は、電気毛布の電気代は1時間いくら?で消費電力別の早見表をまとめています。
まとめ
- 使える時間は「容量 × 0.8 ÷ 消費電力」で計算できる
- 1人で一晩なら300〜500Whクラス、2人や長い停電なら1,000Whクラスが目安
- 夜中に止まらないよう、ポータブル電源の自動オフの設定を確認しておく
- DC(シガーソケット)で動く電気毛布なら、同じ容量で長く使いやすい
