ポータブル電源は防災に必要?容量の目安と1Whあたりの価格で6機種を比較【2026年】

ポータブル電源は防災に必要?

【PR】この記事には楽天市場・Yahoo!ショッピングのアフィリエイトリンク(もしもアフィリエイト経由)を含みます。価格は2026年10月10日時点で確認したもので、セールやクーポンで大きく変わります。

停電に備えてポータブル電源を買うべきか、買うならどの容量か。値段が数万円から十数万円と幅広いので、迷う人は多いはずです。この記事では「何に・何時間使いたいか」から必要な容量を計算し、人気の6機種を1Wh(容量1単位)あたりの価格で比較します。

目次

ポータブル電源は防災に必要か

結論から言うと、「停電中に何を動かしたいか」で必要かどうかが決まります。

  • スマホの充電と明かりだけでよい:大容量のモバイルバッテリーと電池式のランタンで足りることが多く、ポータブル電源は必須ではありません
  • 冷蔵庫・電気毛布・扇風機なども動かしたい:家庭用のコンセント(AC出力)が使えるポータブル電源があると、停電中の暮らしが大きく変わります
  • キャンプや車中泊でも使う:普段から使うことで、いざというときに「充電切れ」「使い方がわからない」を防げます

「買ったけれど使わなかった」という後悔は、容量や出力が用途に合っていないことから起きがちです。次の計算で、自分に必要な大きさを先に決めておきましょう。

必要な容量の計算方法

ポータブル電源の容量はWh(ワットアワー)で表されます。家電の消費電力(W)に使う時間(h)をかけると、必要な容量の目安が出ます。

  • 必要な容量(Wh)= 家電の消費電力(W)× 使う時間(h)
  • 実際に使えるのは表示容量の8割程度と考える(電気を変換するときのロスがあるため)
  • 家電の消費電力は、本体のラベルや取扱説明書で確認する
使いたいもの消費電力の例使い方の例必要な容量の目安
スマホの充電—1回分約15Wh
LEDライト10W5時間50Wh
電気毛布50W8時間400Wh
冷蔵庫年間消費電力量300kWhの場合1日約820Wh
電気ケトル1,200W5分100Wh(ただし定格1,200W以上の機種が必要)
消費電力は一般的な例です。お使いの家電の表示で計算してください。冷蔵庫は「年間消費電力量 ÷ 365」で1日分の目安になります。

この目安から、選び方は大きく2つに分かれます。

  • 300Wh前後:スマホ・照明・情報収集が中心の1人暮らしや、まず最低限を備えたい人向け
  • 1,000Wh以上:冷蔵庫や電気毛布も動かしたい家族向け。ケトルなど消費電力の大きい家電を使うなら、定格出力1,500W以上が目安

6機種を1Whあたりの価格で比較

ポータブル電源は容量が大きいほど値段も上がるので、本体価格だけで比べると割高・割安がわかりにくくなります。そこで「価格 ÷ 容量(Wh)」で、容量あたりの値段をそろえて比べました。

機種容量AC定格出力電池価格1Whあたり
PECRON E300LFP288Wh600Wリン酸鉄23,800円約83円
Anker Solix C300 DC288Whなし(USB・DC出力のみ)リン酸鉄34,990円約121円
EcoFlow RIVER 3230Wh300Wリン酸鉄30,900円約134円
Anker Solix C1000 Plus1,024Wh1,700Wリン酸鉄109,900円約107円
Jackery 1000 New1,070Wh1,500Wリン酸鉄119,800円約112円
Jackery 1500 New1,536Wh2,000Wリン酸鉄149,800円約98円
調査日:2026年10月10日/価格は楽天市場の各ショップの表示価格(クーポン適用前)。Anker Solix C1000 PlusはAnker公式サイトの価格

ポータブル電源はクーポンやセールの割引が大きいジャンルです。調査日には、Jackery 1000 Newがクーポン利用で71,880円(1Whあたり約67円)、EcoFlow RIVER 3が24,800円(1Whあたり約108円)と案内されていました。買う前に、その時点の価格を容量で割って比べるのがおすすめです。また、お住まいの市区町村によっては購入費の補助金が使える場合があります。対象の条件や自治体の例はポータブル電源の補助金はある?にまとめています。

300Wh前後:最低限の備えに

1Whあたりで最も安いのはPECRON E300LFPで、AC定格出力も600Wあります。Anker Solix C300 DCは家庭用のコンセントがない代わりに、USB-Cなどでスマホやノートパソコンを充電する用途に向いています。EcoFlow RIVER 3は容量がやや小さめですが、軽く扱いやすいモデルです。

1,000Wh以上:冷蔵庫も動かしたい家庭に

Anker Solix C1000 Plusは、テレビや大手通販サイトでもよく見かける1,000Whクラスの定番機種です。楽天市場では公式サイトより安い7万円台で出品しているショップもあるので、販売店の評価や保証の条件もあわせて確認しましょう。Jackeryの2機種は、容量が大きいほど1Whあたりの価格が下がっています。冷蔵庫を1日以上動かしたい、家族で使う家電が多いといった場合は、1500 Newの方が容量あたりでは割安です。持ち運びのしやすさや置き場所も含めて選びましょう。

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冬の停電やキャンプで電気毛布を使いたい場合の、容量別の使える時間と注意点はポータブル電源で電気毛布は何時間使える?にまとめています。必要な備えの全体像は防災グッズで本当に必要なものもどうぞ。

買う前に確認したい4つのポイント

  • 電池の種類:最近は、繰り返し充電に強く長く使いやすい「リン酸鉄リチウムイオン電池」を使った機種が主流です
  • AC定格出力:使いたい家電の消費電力より大きいかを確認する。家電によっては起動時に一時的に大きな電力が必要になる
  • 出力の波形:家電を安定して動かすには「正弦波(純正弦波)」の表示がある機種が安心
  • 充電方法:コンセントからの充電時間に加え、停電が長引いたときに備えてソーラーパネルや車のシガーソケットで充電できるかも確認する

いざというときに使えるようにする保管のコツ

ポータブル電源は、使わずにしまっておくと少しずつ電気が減っていきます。数か月に1回は残量を確認して充電し、実際に家電をつないで動かしてみましょう。保管場所は、高温になる車内や直射日光の当たる場所を避けてください。充電の頻度や保管方法の細かい条件は、機種ごとの取扱説明書に従いましょう。

停電に備えるなら、電気だけでなく食べ物の備えも大切です。常温で保存できる食品は、サバ缶の箱買い比較やふるさと納税の米の比較でも紹介しています。

まとめ

  • スマホと明かりだけならモバイルバッテリーで足りることも多い。家電を動かしたいならポータブル電源が役に立つ
  • 必要な容量は「消費電力(W)× 使う時間(h)」で計算し、表示容量の8割程度が使える目安
  • 300Wh前後は最低限の備え、1,000Wh以上は冷蔵庫なども動かしたい家庭向け
  • 価格は「1Whあたり」で比べ、クーポンやセールの時期も確認する
  • 数か月に1回は充電と動作確認をしておく
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